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ITパスポート試験を受験

Posted by 荒牧 on 2012年9月8日 in ITパスポート |

 今日は、ITパスポート試験を受験してきました。
CBT試験がどのようなものか実際に体験して、学生の受験指導に生かすためです。実際に学生が受験するのは冬なので、今の時期に受験する必要はないのですが、どうせなら、合格証に印刷される経済産業大臣のお名前が枝野さんのうちにと思い、前倒しで受験してきました。

京都の受験会場は、Winスクールというパソコンスクールです。「京都駅前ビル」という名のとおり、駅前の地下街を出てすぐのビルの5階にありました。
試験の教室は普通の教室で、机の上にacerのノートパソコンが置かれていました。隣との間仕切りはプラスチック製の段ボールという簡素なものでした。TOEFLの会場のような厳重に区切られたブースを想像していた私は、少し拍子抜けしました。

10:00ちょうどにパソコン画面が切り替わって、試験開始です。4択問題を光学マウスでクリックしていくだけなので、操作は簡単です。また、答えがあやふやな問題は後から再確認できるようにチェックマークを付ける機能もついています。

肝心の問題ですが、「予想よりも大変」というのが正直な感想です。市販の問題集では、結構単純な問題が並んでいますが、それよりも少しひねった聞き方をしているように感じました。もちろん、簡単な問題も多いのですが、やや複雑な問題が混じっていると、全体が難しく感じられます。また、普段は紙ベースの問題集で勉強しているため、パソコンの画面上の問題を解くのに違和感を感じてしまいます。この点は事前の練習が必要ですね。
終盤の中問については、取っつきやすい事例とそうでない事例が半々でした。取っつきにくい事例でも、しっかり問題文を読めばヒントが書かれているのですが、受験生がそれに気づけるかどうかですね。

幸い、時間の方は余裕があり、私自身は約100分で終了しました(試験時間は165分)。解答用紙のマークを塗る必要がなく、クリックするだけでよいので、これだけでも15分ぐらいは浮くのではないでしょうか。

結果については、試験終了後、1分ぐらいで計算して表示してくれます。また、2時間ほどたてば、ネットでダウンロードすることもできます。
私の場合は、総合800点(ストラテジ系830、マネジメント系735、テクノロジ系785)でした。合格ライン(600点)は余裕で超えていますが、個人的には900点くらい取るつもりだったので、少し残念です。
CBT試験では単純に正答数で計算するのではなく、IRT(Item Response Theory:項目応答理論)という特殊な方式で計算されますので、800点を大きく超えるのは結構大変なのかもしれません。

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