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就活に役立つ資格

Posted by 荒牧 on 2012年5月6日 in ITパスポート, その他資格, 情報ビジネスコース, 秘書検定 |

こんにちは。昨年度後半は自分自身の転職活動を経験し、今年度からは短大の学生の就活を支援する立場になったことから、これまで以上に「資格と就職」について意識するようになりました。  一言で資格といっても色々な切り口がありますが、とりあえず大きく3つのグループに分けてみます。

  1. 難関資格
    司法試験、公認会計士試験、公務員試験等の狭き門の資格です。ただ、ここ数年は関連業界が飽和状態になっており、合格しても半分ぐらいしか就職先が見つからないのが現状です。そのため、学力に自信のある学生は、就職に直結する公務員試験に志望者が集中する傾向があり、公務員試験の実質的な難易度はさらに上がっています。
  2. 職業直結型資格
    本学でも対象の学科・専攻がある「保育士」「栄養士」や、「看護師」「薬剤師」といった”手に職を付ける”タイプの資格です。短大や専門学校にて所定のコースを修了すれば資格が取得できたり、国家試験があっても比較的広き門である場合が多いです。これらは、関連業界が人手不足の状況である限り、就職では売り手市場になります。本学でも児童教育学科や食物栄養専攻の就職率は非常に高いです。
  3. 一般資格
    特に受験資格の制限もなく、「資格でも取ろうか」と考えた学生が目指す一般的な資格です。TOEIC、宅建主任、日商簿記、ファイナンシャルプランナー、情報処理技術者(ITパスポート、基本情報)、秘書検定等の人気が高いようです。  無勉に近い状態で合格できる資格から、半年~1年程度の勉強が必要なものまであり、玉石混交状態です。

私の担当している短大の「情報ビジネスコース」では、難関資格と職業直結型資格は縁がないので、最後の一般資格が中心になります。上述のとおりこれらは玉石混交なのですが、就活に役立つという観点からは、次の3点が重要です。

  1. 数よりも質
    数が多ければ履歴書は賑やかになりますが、評価されるかどうかは別問題です。そもそも履歴書には資格欄は6つまでしか書けません。
  2. 知名度を重視
    面接担当者は資格の専門家ではありません。民間の検定試験の中には私もよく知らないものがありますが、知名度のない資格は評価の対象外になると思った方が良いです。
  3. 幅広い業界で通用
    この点は、職業直結型の資格と大きく異なる点です。例えば、宅建主任に合格していることは不動産業界への就活には役に立つと思いますが、それが決め手になるほどの効果はありません(必要であれば、内定後または就職後に取得すれば良いことです。)。他の業界にも就活する可能性を考えると、幅広く通用するスキルを身に付けていた方が得策です。

これらを踏まえて就活に役立つ資格を挙げると、「TOEIC」「日商簿記」の2つがずば抜けています。
TOEICについては、4大卒の就活では必須になっていると言っても過言ではありません。なぜか、英語を使うことがないような職場でも英語力は評価されます。これは、英語は皆勉強した経験があるので評価がしやすいこと、短期の勉強だけで身に付くものではなく地道な努力を反映していること、といった理由があると思います。
日商簿記については、どの業界でも簿記・会計の仕事があること、歴史と知名度があること、の他、簿記に詳しい人が少ないことが理由として挙げられます。「簿記を勉強している人はたくさんいるはず」と思われるかもしれませんが、簿記というのは案外独学が難しく、商業高校や専門学校等で勉強していない人にとっては日商簿記2級でもかなりの難関です。また簿記が得意な人は、税理士や公認会計士試験等の難関資格に挑戦するため、普通の就活はしないという理由もあります。

残念ながら本学の学生には英語力は期待できませんので、TOEICは対象外となってしまいます。日商簿記については、簿記の授業が1年の前期の1コマしかない(しかも私の担当授業ではない)ので2級までのサポートは難しいのですが、前期の授業と秋のエクステンション講座を合わせて受講すれば、何とか3級合格には手が届くレベルになると思います。
他に、本学の1回生に強く勧めているのは秘書検定とITパスポート試験です。この2つについては、私も授業を担当していますので、全力でサポートしています。
長文になったので、詳しいことは改めて書かせていただきます。

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